生命保険料控除

保険に加入している人は、税金が安くなります!まず「生命保険料控除(せいめいほけんりょうこうじょ)」。先にでてきた社会保険が国の保険、生命保険は民間の保険です。生命保険は大きく3つにわかれます。
1.一般の生命保険
2.介護保険
3.個人年金の生命保険
入っている保険がどの区分なのかは保険会社に確認するか、生命保険料控除証明書を見てみましょう。
同じ保険でも、社会保険と違って全額控除ではなく、支払った額に応じて1~3毎に4万円、3つ合わせて12万円を所得から控除できます。
生命保険料控除を受けるときは、毎年9月~10月頃に保険会社から届く「生命保険料控除証明書」を保管しておきましょう。
控除の種類
・基礎控除 誰でも適用されます。38万円
・扶養控除 子供や両親と暮らしている場合に適用されます。
・配偶者控除 夫や妻がいる場合に適用されます。
・雑損控除 火事にあったり、盗難にあった場合に適用されます。 控除額は、「損害-保険金-総所得金額×0.1」、「災害関連損失-5万円」のいずれか多い方の金額。
・医療費控除 病院に行ったりした場合に適用されます。
・配偶者特別控除 配偶者特別控除とは、配偶者控除の対象外のときでも、配偶者の合計所得金額が76万円未満であれば、 控除される制度です。
・生命保険料控除 生命保険に入っている場合に適用されます。
・損失保険料控除 損害保険料を、支払っているときに控除されるものです。
・障害者控除 障害を持っている場合に適用されます。
・寡婦控除 寡婦(シングルマザー)であるときに適用されます。
・勤労学生控除 働きながら学んでいる学生で、その所得が一定以下の場合に適用されます。
・社会保険料控除 社会保険料を支払っている場合に適用されます。
・寄付金控除 お金を寄付した場合に適用されます。
・住宅借入金特別控除 住宅ローンを利用している場合に適用されます。