寄付金控除

世のためにいいことをした人の控除「寄付金控除(きふきんこうじょ)」は払った額から2千円を引いた額(※払った寄付金より「所得×40%」のほうが少ない場合にはその金額)を所得から差し引けます。対象となる寄付(特定寄付金)の対象は次のとおり。
1.国または地方公共団体(ふるさと納税を含みます)
2.日本赤十字社、日本学生支援機構(元・日本育英会)、ユニセフ、私立学校法人等公益の増進に著しく寄与する法人(※私立学校への寄付のうち、入学寄付金は寄付金控除の対象外。)
3.政党・政治団体等の政治活動に関するもの
控除を受けるときは、寄付先から送られる領収書、NPO法人の証明書のコピー等が必要になりますので、保管しておきましょう。
控除の種類
・基礎控除 誰でも適用されます。38万円
・扶養控除 子供や両親と暮らしている場合に適用されます。
・配偶者控除 夫や妻がいる場合に適用されます。
・雑損控除 火事にあったり、盗難にあった場合に適用されます。 控除額は、「損害-保険金-総所得金額×0.1」、「災害関連損失-5万円」のいずれか多い方の金額。
・医療費控除 病院に行ったりした場合に適用されます。
・配偶者特別控除 配偶者特別控除とは、配偶者控除の対象外のときでも、配偶者の合計所得金額が76万円未満であれば、 控除される制度です。
・生命保険料控除 生命保険に入っている場合に適用されます。
・損失保険料控除 損害保険料を、支払っているときに控除されるものです。
・障害者控除 障害を持っている場合に適用されます。
・寡婦控除 寡婦(シングルマザー)であるときに適用されます。
・勤労学生控除 働きながら学んでいる学生で、その所得が一定以下の場合に適用されます。
・社会保険料控除 社会保険料を支払っている場合に適用されます。
・寄付金控除 お金を寄付した場合に適用されます。
・住宅借入金特別控除 住宅ローンを利用している場合に適用されます。