確定申告書を作成する

自分が提出する確定申告書を確認しよう
第一表、第二表(全員に必須です)
確定申告をする全員が記入し提出します。「第一表」は各所得金額、所得控除、税額計算の金額を記入するもので、「第二表」は第一表の内訳明細を記入します。「第一表」、「第二表」ともに「申告書A」と「申告書B」の2種類がありますが、フリーランスなどの個人で仕事をしている人は「申告書B」を必ず使用しましょう。
「第二表」は、「第一表」に記入する金額の内訳明細となっているので、まず「第二表」の作成をしてから、金額を「第一表」に転記していくようにすると、スムーズに作成できます。
第三表(分離課税用)と第四表(損失申告用)
「第三表」は、「山林所得」や「分離課税の譲渡所得(不動産や株などの譲渡益)」があるときに使用します。
「第四表」は、過去3年以内の赤字を今年の所得金額から相殺する時に用います。ただし、「事業所得」の赤字が、所得金額の「不動産所得」「利子所得」「配当所得」「給与所得」「雑所得」と相殺してプラスになったら使用しません。
第五表(修正申告用)
確定申告書の提出後に間違いを修正するときに使います。確定申告の時には使用しません。
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